もともとゆとり国語教室では、授業中にプリントなどに落書きしてもOK。
だからみんなナゾの生物を描いたり、挿絵を黒く塗りつぶしたり好きなようにやっています。
「授業中に絵なんか書いてちゃダメ!」
と言いたいところですが、
「ああ、あのドラゴンの絵の作品か」
「そういえば登場人物の顔ぬりつぶしたわ」
みたいに、案外それが記憶の定着につながる子もいるので。
とはいえそれは授業に支障がない範囲で。
落書きのせいで何度も話を聞き逃したり行動が遅れると
「はい、〇月まで落書き禁止」
とその子だけ行動が制限されます。
さらに何度も禁止になる子は
「絵を描きながら授業を聞くのに向いてないから、もう授業中に描いてはいけません。」
と、永久禁止令が出てしまいます。
むやみに禁止する必要はないけれど、それが原因で失敗するなら話は別です。
人によって絵を描きながらでも話が聞ける子と、どうしても絵の方に意識が向きすぎて授業が受けられなくなる子といるので、やってみて自分がどうなるのか試すにはいい機会だと思います。
音楽聞きながら勉強するのは向いてないとか、にぎやかな場所の方が集中できるとか、視界に余計なものが入るとダメとか。
自分に合ったスタイルは様々なので、自分がどんなタイプなのかこの教室で失敗しながら探って行きましょう。