先日ご依頼をいただいて、おとなりの町の小学生親子さん約１０組に向けて、親子向け読書感想文講座を行いました。
通常は個別指導で作文を完成させるところまで行なっているのですが、ここでは人数が多いので、感想文を書く手順の解説と、ママたちに向けて指導やチェック方法などをお話しました。
なるべく実践的なものをと思って、例を出しながら進めて行きました。
簡単な絵本をよんでみて、その感想をその場にいる子どもたちから引き出してみたり、内容を組み立てて設計図を作ってみたり。
子どもたちも一生懸命聞いてくれましたが、なによりもママたちがかなり真剣なまなざしで授業を聞いてくれたので、うれしくてついノリノリになってしまいました。
最後に少し時間をとって「なんでも質問タイム」を設けたのですが、まっさきに挙手をしたのが小学生の男の子。
「国語のテストをするときにいつも１つか２つ間違えてしまうけれど、どうやったらなおりますか？」
こういう質問がサッと出てくることに感心しました。
対する私の答えは
「そのテスト１回分だけじゃなくて、他のテストも並べてどういう間違え方をしているのか見てみないとアドバイスできない。でも自分でわかってるのに間違えてしまうという子のパターンはこういうものがある・・・」
と、いくつか例を挙げてお話しました。
他にも
「抜き出しなさいと言われているのに自分で考えて書いてしまうミスが多い」
「書くことがすごく苦手で時間がかかる」
など、色々な悩みがきけて私もとても勉強になりました。
書き上げるところまで行う感想文講座は、少人数でしか見られないし時間もかかるので、どうしてもお値段が高くなってしまいます。
こんなふうに夏休みの早い時期に親子で書き方を習っておいて、あとはおうちで頑張ってもらう・・・という講座も、来年は取り入れていきたいなあと思います。
今回の講座の後、みなさんから
「今後もこういう講座をひらいたら来てもらえますか？」
「何人くらい集めたら授業をやってもらえますか？」
など、ご質問をいただきました。
サークルや施設への出張講座は、今後もご依頼があればお受けいたします。
読書感想文や作文の書き方、算数の文章問題練習、古文に親しむ講座、読解問題の練習など。このくらいの年齢の子に何かためになることを・・・という漠然とした相談でもこちらから講座内容をご提案いたします。値段や日程などお互い納得がいけば開講・・・という形で行いますので、問い合わせだけで終わっても大丈夫です。
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