教室を運営しようと考えたのは自分がこの仕事で誰かの役に立てると思ったからです。
自画自賛!な文章になってしまいますが、商品を売ろうと思うならその商品のよさをひとに伝えられなくてはいけません。
というわけで自分のセールスポイントをちょっとまとめてみます。
○専門的に国文学を勉強した
大学院では古事記や日本書紀など、奈良時代の文学を勉強しました。子供たちにその内容をそのまま教えることはあまりないのですが、文学作品や言葉がどのように研究されているのかなど、ほんの少しでも感じてもらえるように意識して指導をしています。
学問はこれができたらおしまいというものではありません。
習った内容がその子のなかでさらにひろがってゆくことを期待しています。
○他の科目を教えていた
英語や数学は10年以上、理科や社会も指導したこともあります。
だから他の教科で
「この問題を解くにはこんな力が必要だ」
「この練習はあの教科にも使える」
など、他の学科の学びも意識しながら授業を組んでいます。
○中学生・高校生指導の経験
この教室は主に幼児・小学生が対象ですが、その前は長いこと中学生を中心に指導してきました。予備校での指導経験もあります。
中学や高校で陥りやすい穴も把握しているので、
「この子はこのままいくと○年生あたりで困りそうだから少しずつ訓練をはじめよう」
「まだ大丈夫だけどこの子のこういう習慣は危なっかしいな」
など、先を見越した指導ができます。
○自分自身、要領が悪かった
子供の頃の私は勉強が得意な方ではありませんでした。
父が学習塾をやっていたおかげでなんとか引き上げてもらうことができましたが、そうでなかったら確実に落ちこぼれていただろうという自覚があります。でもそのおかげで「わからないことがわかる」という力を得ることができました。
子供たちの混乱や拒否反応に共感しながら、少しずつ解きほぐしていきます。
○教育史を学んだ
自治体史編纂のお手伝いをさせていただいた経験があります。そこでは近代・現代の教育・文化史の担当をしていました。
学制が発布されてから、日本がどんな目的でどんな教育をすすめてきたか、その結果どんな社会が形成されていったかなど、多くのことを学びました。だから目先のテストや受験に振り回されず
「この社会を生きてゆくためにどんな学びが必要か」
を意識しながら指導をしています。
○子供向け音楽会の運営経験
乳幼児~小学生を対象に子供向け音楽会を開催する活動をしているので、子供を楽しませるためのひきだしをたくさん持っています。
覚えたいものにメロディやリズムをつけてみたり、ちょっとした楽器などを小道具にとりいれたり、体をつかって楽しみながら学習できるように工夫しています。
書いてるうちに、我ながらとってもすばらしい教室のように思えてきました(笑)
もちろんマイナス面もいろいろあります。
たとえば情報系。いろいろ調べたりしてはいますが、近隣の学校事情や受験情報などに関することは、この地域の人間ではない私は弱いと思います。
それからできない子をできるようにするのは得意ですが、逆によくできる子をさらにトップクラスまで引き上げるようなことは実はあまり得意ではありません。
そのあたりをふまえて、
「うちの子によさそうだな」
と思ったらぜひのぞいてみてください。