ゆとり国語教室のブログ

愛知県犬山市にある小さな国語教室です。目標は塾のいらない子を育てることです。

小学生

音読と楽譜

すっかりご無沙汰しておりますが、久々にブログを更新しようと思います。 以前から音読の奥深さについて記事にも書いてきましたが、今日も似たようなお話です。 突然ですがみなさん楽譜は読めますか? 「読めるよ」 「読めないよ」 など、いろいろな方がいら…

自己分析~できていることを認める~

年度末の恒例となっている「自己分析作文」、今年も生徒全員に取り組んでもらいました。 自己分析と言っても特別難しいことをするわけではありません。 ①いま自分ができていること ②できていないこと ③なぜできていないのか(原因) ④何をしたらできるようにな…

勝負は1回!

教室の音読のメニューの中では、一人ずつで挑戦するチャレンジメニューがあります。 ●スラスラ読み 正確さを競います。 一文字でも読み間違えたらそこでチャレンジ終了。 単語を不自然なところで切ったり、言い直しも不可です。 ノーミスでどこまで読めるか…

何をするのか決める前に

普通に学校の授業を受けていても、どこかしら取りこぼしがあるものです。 「点数が低いからとにかく勉強しなきゃ!!」 と、とにかく学習時間や課題を増やす子が結構多いのですが、あまり効率的とはいえません。 弱点を穴にたとえるのであれば、穴の位置や大…

【感想文練習】内容を指定して書く

まもなく7月。 教室の生徒たちは、夏に向けて感想文の練習を行っています。 今取り組んでもらっているのは、指定された内容に沿って文に起こしてゆく練習です。 たとえば今月音読している源氏物語の桐壺の部分について、生徒たちの意見を参考にしながら、 …

文末の「から」に気をつけよう【作文】

作文の入門として、この教室では一番シンプルな4行作文の練習をします。 4行作文とは、 ① 意見 ② 理由(できるだけ短く) ③ ②で書いた理由を詳しく説明 ④ まとめ(もう一度意見) というものです。 正確には4行ではなくて4文ですね。 この項目を満たしながら自…

困るまで待つ

私が生徒を教えるときに気をつけていることに、困るまで待つということがあります。 「今言ったことはノートにメモしておきましょう。」 「読むときはこのことに気をつけてやってみましょう」 「この問題はこのやり方で解きましょう」 など、前もって言って…

部活と受験

yutorikokugo.hatenablog.com ↑こちらは3年前の記事です。高校に入学してからも通おうとして、日程調整をしたこの子。でも結局部活があまりにも忙しくて予定が合わず、授業は行えませんでした。それから2年近く、毎日毎日部活漬けの毎日をすごし、高校2年…

今年の自己分析

新しい年を迎え、新年度のことを考えはじめる季節がやってきました。 1月の授業では生徒全員に自己分析を行ってもらいました。 以前の記事「自己分析」にも書きましたが、そんなに難しいことをするわけではありません。 ①自分ができていること、得意なこと …

いまいる場所をゼロに

教室に入ってくる方は 「あれができない」 「これが苦手」 と、何かしら悩みを抱えている場合がほとんどです。 そして多くの場合、親子ともに、できていないことに対してすごく萎縮しているのです。 「全然できなくて恥ずかしいのですが・・・」 「もう●年生…

減らないひき算

最近フリータイムを使って、ひき算の文章問題が苦手だという生徒の解き方をチェックしていました。 文章題が苦手な子は、文をよく読まずに数字の組み合わせで式を立ててしまう・・・というタイプの子が多いのですが、この子はそういう様子でもありません。 …

生徒募集状況について

この教室で一度に授業を受けられるのは、最大6名。 かなり少人数です。 最大6名と言いながら、実際はさまざまな理由で定員が変わります。 ○低学年の定員は基本的に4名 自分で判断して動くのが難しい低学年のクラスでは、一人一人に丁寧に指示が出せるよう…

算数解説文

今月はどのクラスも算数の問題に取り組んでいます。 学年に応じて、足し算や引き算の文章問題や、割合、長さの問題などに取り組んでもらっています。 ノートは式や計算で埋まっていきますし、 「先生、長さの単位忘れちゃった」 「あれ?どれをどれで割れば…

感想文指導のコツ③~下書きの進め方~

感想文のコツシリーズ完結編は、下書きについて。 感想文指導のコツ①~いきなり原稿用紙に書かない~ 感想文指導のコツ②~設計図を作る~ の続きになります。 下書きをする前に私が子どもたちに約束するのは2点。 ●字は、読める範囲であれば汚くてもいいの…

感想文指導のコツ②~設計図を作る~

今日の記事は感想文指導のコツシリーズの2つ目。 感想文指導のコツ①~いきなり原稿用紙に書かない~ の続きになります。 充分打ち合わせをして書く内容が決まったら、設計図を作成しましょう。 設計図とは、どんな話をどんな順番に書いてゆくのか、作文全体…

感想文指導のコツ① ~いきなり原稿用紙に書かない~

夏休みが始まっていますが、みなさん夏を満喫していらっしゃいますか? 私は季節を感じる間もなく、毎日朝から晩まで読書感想文指導をしています。 夏休みがはじまってからの十日ほどで、原稿用紙100枚を消費しました。 もうしばらく、感想文漬けの生活に…

音読のはなし3~練習メニューの紹介~

この話は ○音読のはなし1~効果について~ ○音読のはなし2~最高の音読とは~ の続きです。 音読がすごく役に立つよ、奥深いんだよという話は以前書いたとおりなのですが、じゃあどうやって練習しよう?という方のために、教室で音読プリントを使って実際…

音読のはなし1~効果について~

教室ではどの学年もまず最初に必ず音読を行っています。 読む文章は月変わり。 一年に12作品読むことになります。 これまでにも枕草子、方丈記などの古典作品や、いろは歌、走れメロス、蟹工船、日本国憲法などなど、いろいろな作品をよんできました。 「…

ネガティブ作文

最近教室ではネガティブ作文に取り組んでもらっています。 名前のとおり、嫌い、やりたくない、やめてほしい・・・というマイナスな気持ちを書く作文です。 先週は自分が「できればこの世からなくなってほしいと思う嫌いな人・物・出来事」について、嫌いな…

隠れたひっかかりどころ

先日保護者の方から 「うちの子は算数の長さと時計が苦手で、何回説明しても理解できないんです」 とご相談をいただきました。 ちょうどもう一人、同じように長さと時計でつまずいているという子がいたので、フリータイムで一緒に取り組んでみました。 確か…

清書と下書きの書きかた

汚くていいからスピード重視 下書きを始める前に子どもたちに言っていることです。 下書きって、文を考えながら書くのでとても頭を使います。 「こういう文を書こう」 と思って書き始めても、手がおいつくまえに書こうと思っていた文が掻き消えてしまう子が…

感想文指導方法(保護者向け)

まもなく夏休み。 教室の生徒たちは読書感想文に取り掛かり始めました。 私が見る子たちは最後の清書以外は一緒にやる予定です。 せっかくなので、親子で感想文に取り組まれる方のために、私の感想文指導方法についてお話しますね。 本を読んだらいきなり原…

図形の感覚を養う『点描写』

国語とはあまり関係がないのですが、前回紹介した「どっかい算」と同じシリーズで、気に入っている問題集の紹介です。 点描写(立方体など) (思考の算数練習帳シリーズ) 出版社/メーカー: 認知工学 発売日: 2005/12 メディア: 単行本 購入: 2人 クリック: 6回…

読解力が必要な文章問題

算数の文章問題を解くのにも読解力が必要です。 問われている内容に対して、どの情報を使うのか判断し、適切に式を立てなくてはいけません。 きちんと読み解けていない子は数字だけ拾って足したり引いたりするので、すぐに 「なに算をするの??」 と聞いて…

ヨーでる本うつし

手が文字を書きなれているということはとても大切です。 たとえばいつも書いているような日記や手紙とまったく同じ文章を、カタカナやローマ字で書きなさいといわれたら、結構大変だと思いませんか? 思い浮かんだ文をサラサラと手が書きとめてくれないと、…

話せばわかる

「話せばわかる」 というほど世間は甘くないものです。 でも本当にただ話すだけで解決する問題というのも結構ありますよね。 以前見た生徒さんで、とても荒っぽい口の聞き方をする男の子がいました。 まだ低学年でしたが、 「は?そんなんやらん」 「先生の…

再現文 ~メモをとり、再現する力~

前にも少し紹介しましたが、この教室で何度も取り組んでいる「再現文」の授業について紹介します。 やりかたは簡単。 ●文章を読む ●内容についてメモをとる ●本文を隠して、同じ内容の文を作る レベルによって多少違いはありますが、基本はこれだけです。 同…

わるってどういうこと?

先日授業の中で文章問題に取り組んでいるとき、生徒と一緒に「わる」とか「わける」という話をしました。 会話自体はつながっているし答えも出たのですが、なんだかしっくりこなくて 「あのね、10÷2を絵で描いてみて?」 と言いました。 その子は戸惑った…

3月の音読 南総里見八犬伝

今年度最後の音読は滝沢馬琴の『南総里見八犬伝』。 壮大なストーリーの中から選んだ場面は、伏姫が自害し、持っていた数珠の八つの玉が飛び散るシーン。 出てくる言葉はなじみのないものが多いですが、それほど難解な表現ではないため、一度意味を知れば読…

目が近い

今日は目が近い子のおはなし。 視力の話ではないですよ。 勉強を教えていると 「あ、この子は目が近いな」 と感じることがあります。 どういうことかというと、情報に対して寄り過ぎなんです。 たとえば敬語についての授業をするとします。 尊敬語は相手を上…