手が文字を書きなれているということはとても大切です。
たとえばいつも書いているような日記や手紙とまったく同じ文章を、カタカナやローマ字で書きなさいといわれたら、結構大変だと思いませんか?
思い浮かんだ文をサラサラと手が書きとめてくれないと、浮かんだ文章は頭の中で散り散りになってしまいます。
作文がうまくなるためには文の書き方だけではなく、出力のためのツールを磨くことも大切なのです。
そこで、特に低学年の子たちには本写しをよくしてもらっています。
見た文章をそのまま正確にすばやく書き写す。
書くことの訓練にはもってこいの方法です。
ただこの作業はとても単調なので、苦痛に感じやすいのが難点です。
なかなか正確にかけず、だんだん悲しくなってくる子もいます。
そこで少しでも楽しくこの作業ができるようにと、用意したのがこちら。
妖怪体操第一。
いま小学生の間で大人気の妖怪ウォッチの歌です。
生徒もみんな知っているので、自分の書いた歌詞を見ながら歌うことで答え合わせをします。
この作業をすることで、「読める字を書く」ということも意識できるようになります。
実際やってみると効果抜群!
いやいや写していた子も目を輝かせて取り組んでくれました。
テレビでは流れない2番3番の歌詞がついているのもうれしかったです。
書く練習のためにすきな番組の主題歌を写す。
おすすめです!