ゆとり国語教室のブログ

愛知県犬山市にある小さな国語教室です。目標は塾のいらない子を育てることです。

3月の音読 南総里見八犬伝

今年度最後の音読は滝沢馬琴の『南総里見八犬伝』。

壮大なストーリーの中から選んだ場面は、伏姫が自害し、持っていた数珠の八つの玉が飛び散るシーン。

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出てくる言葉はなじみのないものが多いですが、それほど難解な表現ではないため、一度意味を知れば読みながらどんなシーンかわかるようになります。

 

八つの玉が光り、ぐるぐる飛び回る場面。

幼児クラスでは

「ぴかーぴかーぴかー」

「ぐるぐるぐるー」

「ひゅーんひゅーんひゅーん」

と思い思いの擬音を叫んだりジェスチャーでしめしながら読み上げました。

やってるうちに私も気分が乗ってしまい、踊り狂って思わぬ汗をかきました(笑)

 

小学生のみんなも、最初一度読んだだけでは

「何が書いてあるのかわからない」

という反応でしたが、一度ざっと説明すると、すぐにどの文がどんなシーンを描いているのかわかったようです。

保護者のみなさんは、ぜひお子さんに

「これ、どんなことが書いてあるの?」

と聞いてみてくださいね。