今月の音読は『いろは歌』を読んでいます。
色は匂へど 散りぬるを
我が世誰ぞ 常ならむ
有為の奥山 今日越えて
浅き夢見じ 酔ひもせず(ん)
教科書にものっている有名な歌ですね。
教室では、こういった仮名を全部使ったものを「かなづくし」と呼ぶことや、歴史的仮名遣いについて、日本語にはもともと「ん」のおとがなかったことなどを説明しました。
さらに少しずつ内容の解説をして、匂うと臭うの違いや、色ってなんだろう?常や無常の意味など、わりと深いところまで話し合ったりしています。
作者や作られた時期、解釈についても謎の多い作品ですが、それだけに色々とみんなで考えを出しあったりして楽しく読んでいます。