教室を開いてから毎月1つずつ読んでいる音読。
去年読んだのは以下の12作品。
8月 竹取物語 作者不詳
9月 蜘蛛の糸 芥川龍之介
12月 五十音 北原白秋
1月 源氏物語 紫式部
2月 平家物語 作者不詳
3月 学問のすゝめ 福沢諭吉
一ヶ月かけて何度も繰り返し音読するので、生徒の年齢やノリを見て語句の解説や時代背景、作品の解説なども行なっています。
いつかまた出会った時に、
「あ、コレしってる」
「この作者ってこういう人なんだよね」
なんて親近感がわくといいなあと思います。
2年目の今年は4月に枕草子(清少納言)、5月に和俗童子訓(貝原益軒)を読みました。
枕草子は2度目ですが、学校などでよく扱うものは間をあけて2度、3度読んでゆく予定です。
そして6月は太宰治の『走れメロス』。
いつもは冒頭文を読むことが多いのですが、今回は子どもたちに
「なにこれ、どんな話なの?」
って興味を持ってもらえるように、あえて最後の、メロスとセリヌンティウスが殴りあう場面を選びました。
どんな反応をしてくれるのか今から楽しみです♪