1年生の子たちが中心の低学年クラスは主に文字を書き慣れること、読み慣れることを中心に練習しています。
こればっかりはある程度反復しないと身につかないので、お勉強はじめたばかりの1年生たちにはちょっと苦痛なんですよね。
そこで授業の終わり、数分を使って
「ちょっと気分転換で、新しいことをやってみようか」
と、たし算・ひき算を一緒にやりました。
「+は、ふやすこと」
「-は、へらすこと」
とあらかじめ説明し、ざっと計算問題をいくつか出しました。
5+3=
4-1=
10+2=
みたいな感じで。
5という数字の下に5つ●を書かせ、+3ならさらに3つ●を書き足す。
-3なら●を3つ消す・・・。
その絵を数えて答えを書き込みます。
普通は足し算の練習をして、次の段階で引き算の練習・・・というように進めてゆくのですが、その方法だと「+」や「-」をよく見ないで全部足し算、全部引き算をする子が結構います。
だからわざとたし算、ひき算ごちゃまぜで出題して、問題のたびに符号を確認する習慣をつけてもらっています。
ちょっと背伸びした内容に大喜びした子どもたち。
「おもしろい、もっとやりたい!!」
「ほら!全部あってたよ!!」
と大興奮していました。
新しいことを学ぶときのこの興奮、いつまでも続くといいなあと思います。