ゆとり国語教室のブログ

愛知県犬山市にある小さな国語教室です。目標は塾のいらない子を育てることです。

古典・古文

できたらすごい

授業では毎回音読を行います。 読む作品は有名な文学作品の中から月替わりで選んでいますが、どれも中学や高校で読むような難しいものばかりです。 しかも小学1年生から6年生まで全員同じものを読みます。 昨年度の音読作品はこちら↓ 4月 走れメロス(太宰…

漢文を読んでみよう

3月の音読は、『韓非子』の中から「矛盾」を読みました。 テキストは読み下したものを使いましたが、せっかくの機会なので返り点を使って文を読むのにも挑戦してもらいました。 いきなり本物の漢文で扱うにはハードルが高いので、用意したのは以下のような…

たけくらべ 11月の音読

11月の音読はこちら。 たけくらべ (若い人の絵本) 作者: 樋口一葉,岩崎ちひろ 出版社/メーカー: 童心社 発売日: 1971/11/20 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 樋口一葉のたけくらべです。 アマゾン商品でたけくらべは無数に出てきたのですが、…

情報の出どころを考える

8月は、『古事記』の中でも有名な天の岩屋戸の部分を音読しています。 岩屋戸にこもった天照大御神を、神様みんなで引き出すお話です。 読みが独特なので最初は苦戦していましたが、お話の意味がわかると皆すらすら読めるようになってきました。 今回話のタ…

【音読】いろは歌

今月の音読は『いろは歌』を読んでいます。 色は匂へど 散りぬるを 我が世誰ぞ 常ならむ 有為の奥山 今日越えて 浅き夢見じ 酔ひもせず(ん) 教科書にものっている有名な歌ですね。 教室では、こういった仮名を全部使ったものを「かなづくし」と呼ぶことや…

すぐに辞書をひかないこと

短期講座で中学生や高校生の子に古文の指導をすることが時々あります。 古文を読めるようになりたい子にいつも言っている事。 なるべく辞書を使わないで自力で訳す訓練をしなさい どんなに難しくても前後関係や言葉の響きで無理矢理に推理して読む。 とにか…