ゆとり国語教室のブログ

愛知県犬山市にある小さな国語教室です。目標は塾のいらない子を育てることです。

その他

休講日の決め方

今日は休講日の決め方についてお話します。 教室の休講日はだいたいいつも3か月前に決めて、毎月のお手紙で告知します。 どのクラスも基本的に1ヶ月4コマなので、5週ある時は1回休講日をいれます。 いつを休みにするかは私の都合にもよりますが、特に予…

LINE公式アカウントについて

毎月紙のお手紙で休講日などをお知らせしていたのですが、 「どうだったっけ?」 となってしまう方が多い様子だったので、今年度よりLINE公式アカウントを設置しました。 休講日や教室からのお知らせなど、うるさくならない程度に配信して行こうと思います。…

オンライン授業をやらない理由

コロナウイルス感染予防のため、オンライン授業を行う学校や塾が増えています。 一応検討はしてみたのですが、ゆとり国語教室の授業はオンラインでは難しいということで断念しました。 環境が整っていない子がいるとか、小学校低学年の子が集中して授業を受…

新年度の準備をしています

あけましておめでとうございます。 2019年を迎え、教室では高学年クラスへ進級される皆さんに、どの曜日で受講するのかをお尋ねしています。 今月中には在籍される生徒さんのクラス編成を終え、その後、空席待ちをされている方へのご案内をする予定です…

習い事は単純なたし算にはならない話

これは以前別の場所でも書いた物ですが、習い事業界にいるものとしてこちらでも記しておきたいと思います。 私は教室に新規の生徒さんが来られるとき、できるだけ体験授業を受けることを進めますし、最初の1ヶ月でやめる場合は年間維持費もお返ししています…

一時的に下がる勇気

たまに保護者の方から 「この子、前よりできなくなったかも」 「勉強しないから退化してる」 という相談を受けることがあります。 実際にその子の様子を見てみると、それは退化ではなく、進化の途中であることがほとんどです。 しかし「できなくなってる」と…

最低点は実力 最高点は可能性

読みのテストでも紙のテストでも、途中まで 「よし!一番を取るぞ!!」 「今までの最高得点をねらう!!」 と意気込んでいたのに、わからない問題があったりミスをして目標点に達しないと気付いた途端に、 「あ、もう無理だわ」 と、一気に戦意喪失して投げ…

自己分析~できていることを認める~

年度末の恒例となっている「自己分析作文」、今年も生徒全員に取り組んでもらいました。 自己分析と言っても特別難しいことをするわけではありません。 ①いま自分ができていること ②できていないこと ③なぜできていないのか(原因) ④何をしたらできるようにな…

勝負は1回!

教室の音読のメニューの中では、一人ずつで挑戦するチャレンジメニューがあります。 ●スラスラ読み 正確さを競います。 一文字でも読み間違えたらそこでチャレンジ終了。 単語を不自然なところで切ったり、言い直しも不可です。 ノーミスでどこまで読めるか…

何をするのか決める前に

普通に学校の授業を受けていても、どこかしら取りこぼしがあるものです。 「点数が低いからとにかく勉強しなきゃ!!」 と、とにかく学習時間や課題を増やす子が結構多いのですが、あまり効率的とはいえません。 弱点を穴にたとえるのであれば、穴の位置や大…

注意点は3つまで~教えることを選ぶ~

子どもが勉強をしているのをみていると、色々なことが気になってしまいます。 字が汚い。 書き順が違ってる。 解き方が間違ってる。 また単位を付け忘れてる。 公式の意味を勘違いしてる。 問題文を読み違えてる。 計算ミスしてる。 ちゃんと子どもに指導し…

困るまで待つ

私が生徒を教えるときに気をつけていることに、困るまで待つということがあります。 「今言ったことはノートにメモしておきましょう。」 「読むときはこのことに気をつけてやってみましょう」 「この問題はこのやり方で解きましょう」 など、前もって言って…

部活と受験

yutorikokugo.hatenablog.com ↑こちらは3年前の記事です。高校に入学してからも通おうとして、日程調整をしたこの子。でも結局部活があまりにも忙しくて予定が合わず、授業は行えませんでした。それから2年近く、毎日毎日部活漬けの毎日をすごし、高校2年…

今年の自己分析

新しい年を迎え、新年度のことを考えはじめる季節がやってきました。 1月の授業では生徒全員に自己分析を行ってもらいました。 以前の記事「自己分析」にも書きましたが、そんなに難しいことをするわけではありません。 ①自分ができていること、得意なこと …

いまいる場所をゼロに

教室に入ってくる方は 「あれができない」 「これが苦手」 と、何かしら悩みを抱えている場合がほとんどです。 そして多くの場合、親子ともに、できていないことに対してすごく萎縮しているのです。 「全然できなくて恥ずかしいのですが・・・」 「もう●年生…

生徒募集状況について

この教室で一度に授業を受けられるのは、最大6名。 かなり少人数です。 最大6名と言いながら、実際はさまざまな理由で定員が変わります。 ○低学年の定員は基本的に4名 自分で判断して動くのが難しい低学年のクラスでは、一人一人に丁寧に指示が出せるよう…

自己分析

年度がかわってあわただしくすごしているうちに、すっかりブログ更新を怠ってしまいました。 これから書くのは、年度末に教室のみんなにやってもらった作業のお話です。 授業の中で同じ内容をいっせいに教えても、習得度合いは人によってさまざまです。 つま…

2分間暗記~意味派と音派~

「いまから2分間はかります。覚えられるところまででいいので、できるだけたくさん暗唱してください」 毎回ではないのですが、こんな感じで音読の本文を暗唱させることがあります。 アラームをセットして2分間はかったら、みんながどこまで覚えたか一人一…

ネガティブ作文

最近教室ではネガティブ作文に取り組んでもらっています。 名前のとおり、嫌い、やりたくない、やめてほしい・・・というマイナスな気持ちを書く作文です。 先週は自分が「できればこの世からなくなってほしいと思う嫌いな人・物・出来事」について、嫌いな…

学習方法などの紹介

このブログには教室の様子や生徒たちの発言など、様々なことを書いています。 でも 「なにか役立つ話はないかな」 「いい勉強方法はないかな」 と情報を求めて来られる方もわりといらっしゃるようです。 というわけで、「学習方法などの紹介」というカテゴリ…

教えていると腹が立つ

母として、講師として、いろんなママやパパと子どもの話をする機会があるのですが、 「自分で勉強を教えているとすぐ腹が立ってしまう」 「イライラしてつい大声をだしてしまう」 という声をほんとうによく聞きます。 どこのおうちでも、心穏やかに教えると…

図形の感覚を養う『点描写』

国語とはあまり関係がないのですが、前回紹介した「どっかい算」と同じシリーズで、気に入っている問題集の紹介です。 点描写(立方体など) (思考の算数練習帳シリーズ) 出版社/メーカー: 認知工学 発売日: 2005/12 メディア: 単行本 購入: 2人 クリック: 6回…

お月謝について

教えるという職業は、材料費がいるわけでもないので値段を決めにくい仕事です。 私はふだん、身近な人たちから 「この問題ってどう解くの?」 と聞かれれば答えますし、 「こういうときどうしたらいいかわからない」 と言われたらわかる範囲でアドバイスしま…

目が近い

今日は目が近い子のおはなし。 視力の話ではないですよ。 勉強を教えていると 「あ、この子は目が近いな」 と感じることがあります。 どういうことかというと、情報に対して寄り過ぎなんです。 たとえば敬語についての授業をするとします。 尊敬語は相手を上…

幼児さん無料体験授業

2014年2月23日、丸山地区学習等供用施設にて、幼児さんの無料体験授業を行いました。 この授業は「小学校入学を前にした子たちのお母さんに、おうちで出来る文字や言葉の訓練を紹介すること」を目的に開催しました。 内容についてはまた詳しく書きま…

やめようと思ったら

うちの教室は前月に 「今月いっぱいでやめます」 といえば簡単にやめられます。 「いやいやもうちょっと」 なんて無理に引き止めたりしません。 本人も親御さんも納得していることならそれなりの理由があるのでしょう。 私がとやかく言う問題ではありません…

敬語を上手に使おう

敬語表現は小学校高学年から習います。 でも中学生に聞いても高校生に聞いてもほとんどの子が 「敬語、苦手~」 「どれが謙譲でどれが尊敬とか全然わかんない」 と言います。 敬語には主に尊敬語・謙譲語・丁寧語の3種類がありますが、みんながよく悩むのは…

情報の出どころを考える

8月は、『古事記』の中でも有名な天の岩屋戸の部分を音読しています。 岩屋戸にこもった天照大御神を、神様みんなで引き出すお話です。 読みが独特なので最初は苦戦していましたが、お話の意味がわかると皆すらすら読めるようになってきました。 今回話のタ…

レストランで感想文講座

坂祝のイタリアンレストラン、ロザリエッタさんで読書感想文講座を開きました。 ママのケーキとドリンク、子供のドリンク付きです。 どんなふうに感想を引き出すのか、どんなことに気をつけたらいいのかを順をおって説明し、お茶やケーキを楽しみながら質問…

親子向け読書感想文講座

先日ご依頼をいただいて、おとなりの町の小学生親子さん約10組に向けて、親子向け読書感想文講座を行いました。 通常は個別指導で作文を完成させるところまで行なっているのですが、ここでは人数が多いので、感想文を書く手順の解説と、ママたちに向けて指…